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フロントディレイラーの調整(SHIMANO Di2 FD-R8050の場合)

フロントディレイラー(以下、FD)は、フレームのFDステイを軸に、FD本体裏のサポートボルトが突っ張ることによって固定されているため、位置調整等で一度緩めると前後方向の角度が変わってしまう可能性がある。実際自分も角度が変わり、FDの後端とチェーンが干渉するようになってしまった。

そのため、FDを調整する際は以下のステップが必要。

  1. FDをアウターにしておく。
  2. FDのステイボルトを緩める。
  3. FDのサポートボルトの頭がわずかに出る程度に緩める。
  4. FDの上下位置をチェーンリングと干渉しないギリギリの高さ(1mm〜3mm)に合わせる。
  5. FDのステイボルトを締める。
  6. FDとチェーンリングが平行になるようにサポートボルトを締める。
  7. FDの左右位置を外側の羽根とチェーンがギリギリ干渉しない位置(1mm以下)になるようFD調整ボルト(Hの刻印)を調整する。
  8. ペダルを回しながらFDを動かしてスムースにシフトすることを確認する。

FDのサポートボルトの位置

ちなみに、サポートボルトの調整は2mmのアーレンキーで行うのだが、ネジ山の位置が非常にわかりづらい。以下の写真のように、FDアームの隙間にアーレンキーを差し込んで見えない所にあるボルトを回す必要がある。

FDサポートボルトの位置

必要な工具

カテゴリー: 機材

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