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フロントフォークが抜けない時のメモ

街乗り用に使ってるシングルスピードバイク、MASI Fixed Uno Drop Neoのヘッドパーツ辺りから異音(きしみ音)がしていたので、ボールベアリングのグリスアップしようかと思ったが、フロントフォークが全然抜けない。

これまでの経験だとトップキャップとステムを外すとフロントフォークがスポッと抜けるはずなのだが、引っ張ってもゴムハンマーで叩いてもびくともしない。

1時間ほど試行錯誤してようやく外せたので、次回のためにメモ。

トップキャップ、ステム、スペーサーまで外すと、切り欠きの入った黒っぽいリング(図①)が見える。これがくさびのようにヘッドチューブとフォークの間に刺さっていて抜けないようになっている。

プラスチック製のボールベアリングカバー(図③)とヘッドチューブの軸受け(図④)の間からマイナスドライバーを差し込んで、球押しリング(図②)ごとこじってやると固定リングが徐々に上がってくるので、ある程度緩んだら指で抜いてやる。

ここまで外れれば通常と同じようにフォークがぐらぐらに緩んで抜くことができる。

案の定、ヘッドチューブ下側のボールベアリングのグリスが切れて錆びかかっていた。ボールベアリングカバーが貧弱なので、洗車すると容易に水が浸入するのかもしれない。

上下のベアリングとも、パーツクリーナーで洗浄してからグリスアップして組み直すと、無事異音は消えて一件落着。

カテゴリー: 機材

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